くまちん Short Short
久々復活!暇なときに読んでね!!
くまちん、ヘビにびっくり!
続き!

くまちんはシマヘビをいえにもってかえって水槽にいれて
育てたんだ!
草とか、石とかいれて、霧吹きですいぶんもほきゅうしたり、
おかあさんが買ってきたひきにくをちょこっとあげたりしたんだ!
シマヘビは一週間もするとだいぶ元気になってきたんだ。
餌もぱくぱく食べて、水槽の中もちょろちょろ歩くようになったんだ!
くまちんはうれしくって直接手渡しでえさをあげたりしてたんだヨ。
シマヘビくんも餌を差し出すと手のひらに顔を近づけてえさを食べてくれたんだ!

そんなある日、くまちんがシマヘビくんと遊んでいたら、
弟くまちんがきたんだ。
弟くまちんは興味深そうに水槽をのぞき込んで、
「これ、マムシだよね!」
って言ったんだ。
くまちんは、反論したんだよ。
「違うヨ。これはシマヘビだよ。」
弟くまちんは図鑑を持ってきて言ったんだ。
「ほら・・」

弟くまちんは「はちゅうるい図鑑」を開いてみせたんだ。
そこにはマムシの絵とせつめいがのっていたよ。
「・・・・・・・???」
「あれ??・・・同じ!?」
よく見てみたら、絵と全く同じだったんだよ!
弟くまちんはだめ押しの一言を言ったんだ。
「背中のひしがたの模様と、あごもとがってるしね。」

くまちんは急に怖くなったんだ。
今までシマヘビ君だと思っていたけど、実はマムシだったんだ・・
マムシは猛毒なんだ。
かまれたら死ぬかもしれない、とっても怖い毒蛇なんだよ!
今まで何度も顔を近づけたり、手のひらにのせてかわいがったり
頭をなでてあげたりしていたけど、
もし、そのとき噛まれていたら・・・・・・
ぞぞぞぞ〜〜〜!!

くまちんは恐ろしくなって鎌倉山にすぐに捨てに行ったんだ!
もう、怖くて怖くてたまらなかったんだ!
くまちんは走って走って・・・ヘビが生きていけそうで、
人があまり来そうに無いところまで水槽を持って一生懸命走ったんだ!

あるところまで走って、
くまちんは水槽の蓋を開けて、草むらに水槽ごと
ヘビを投げたんだ。
今まで色々ヘビと仲良くしてきた事が頭をよぎったんだ!
くまちんは、とってもヘビをかわいがったんだ。
でも、ヘビはマムシだったんだよ・・・・
ごめんね。でも、もう怖くて一緒に遊べないんだよ。
くまちんはヘビを捨てて鎌倉山を後にしたんだ。

あれから月日が経って・・・
くまちんも大人になったよ。
でもあのときの事は今でもはっきり憶えているんだ。
あのマムシ君はちゃんと水槽からでられたのかな・・・
蓋を開けて来たから大丈夫だよね!
ちゃん元気になったし、自然に帰って楽しく暮らしたはずだよね!
でも、今でも思うのは・・・
あのとき、弱っていたとき、マムシ君は人間が嫌いだったはずなんだ。
だっていじめられていたんだもん。
でも、マムシ君は決してかみつかなかったんだね。
かみついて毒を出そうと思えばいつでもそういう風にできたのに、
でもマムシくんは、絶対そうしなかったっていうか、しないでくれたんだ。
きっと、くまちんの気持ちが通じたんだね!
あのとき、「はちゅうるい」と「くま」もコミュニケーションが
とれるんだって、知ったんだ。
みんな、生き物は大切にしようね!
生き物ばんざい。
おわり